【与沢翼】お金の真理【秒速で一億】
当時は真っ赤なフェラーリ、ロールス・ロイスに乗り、全身ブランド品まみれのフリーザ様のようなイメージで、あまり上品なイメージはなかったのが正直なところです。
最近、youtubeで切り抜き動画を1日に三本出しているらしく、自分も良く見ているのですが、その動画が面白く気付けば自分もヨザワーになっていました。
最近の与沢さんはかつての様にキレイどころを常に引き連れ、フェラーリを飛ばして遊び回るというものではなく、子供、嫁さんを第一に考え、自宅で仕事も全て完結するように設計し、家庭の時間、自身のやりたいことに集中出来る様な堅実な生活へとシフトしている様です。
そんな与沢さんが出した数少ない100%made in yozawaの本のひとつが(お金の真理)だそうです。
現在、純資産80億円と呼ばれる大金持ちの与沢翼さんが、どのようなマインドを持って日々を積み重ねているのか、かつて無一文と呼ばれるまで人生が乱高下していた与沢さんが復活するにはどんな思考を持っていたのか。
様々な心を刺激される内容が書かれてあったので、心に残る部分を抜粋し、自分なりに解釈をして紹介していきますね。
商売のセンターピン
センターピンとは本質の様な意味合いを持って使われています。
商売においてこのピンを倒せば、攻略出来るというような本質的なもの。
それが、与沢さんの言うところのセンターピンと呼ばれるものです。
そして、商売におけるセンターピンとして常に与沢さんが心掛けている事が、独占的なサービスを作るという事です。
完全に独占的な全く新しく、代替不可能なものだけではなく、既存のものに自身の強みをプラスし独占的なサービスとする事もこのセンターピン攻略のカギとする事が出来ますね。
あなたじゃないとダメなんです。
と言われる様なサービスを作り出し、そのニーズの量を増やしていく事が、競争力を高め継続的な経済活動の為に大切な、センターピンとなるビジネスの本質と呼ばれるものだと思います。
行動力vsアイデア
これは、どちらの方が大切かという話しではなく、参入する市場によって効果を発揮する量が変わってくるという話しになります。
新規に立ち上がった、まだ未開拓な市場ならば荒削りでもとにかく早く多く動ける人が優位性を持つことが出来ます。
しかし、既に成熟しており、強いチームが数多くいる市場では付け焼き刃のサービスは淘汰されてしまいます。
そういったいわばレッドオーシャンな市場において価値を発揮するのが、アイデアになってくるのです。
今までとは全く違う視点からの提供価値を創造する事で、新規の層の獲得を可能にしたり、品質的には劣るサービスでも独自の付加価値を付ける事で競争力をつける事が可能になってきます。
どの市場でも戦う事は出来るのですが、大切なことは、投入する強みを間違えない事。
戦略的に自身の強みを活用する事が競争優位性をつけ、自身が市場の中にポストを確保する為の大切な要素となってきます。
参入タイミングを図る
新しいサービス、技術には市場に浸透するまでの段階があります。
1番始めに興味を持ち参入する(イノベーター)。
このイノベーターは先行者利益の観点から見れば1番利益を得られる場所にいる事は間違いないのですが、まだ市場が全く出来上がっていない状態のため、とにかく啓蒙活動やキャッシュポイントを作る為の仕組みづくり等、労力がとにかくかかる事がネックとなってきます。
そのため、参入タイミングとしてオススメされたいたのが、次の参入者である(アーリーアダプター)と呼ばれる層がオススメです。
アーリーアダプターが参入してくるタイミングでは、啓蒙活動が終了し、市場の箱が出来上がってきた段階でまだ、成功した人はいないという状態です。
この状態での参入ならば、自分の提供価値に集中し戦う事が出来ますので、効率良く優位性を得られる事になります。
この参入タイミングを図る為に、インフルエンサーなど流行に敏感な層が、今どんな事に興味を持っているのか、そして新規市場に自分の強みをどう関与させる事が出来るのか、そこをしっかりと考えておく事が大切になってきます。
新規市場への参入の仕方
新規にビジネスを立ち上げる時には、時間をかけて完璧に計画を練り上げ、大量のコストをかけて始めるのではなく、早く、小さな規模で最小のコストでテストする事から始める事が大切です。
どれだけ自分で考えてみても、結果を出すのは市場であり、人です。
それならば、とにかくサービスを作り上げ、市場に投入しテストしてみる。
そして、自分が思い描く反応が市場から返ってきた場合にかけるコストを徐々に上げていく事がオススメです。
いきなりオール・インして玉砕するのではなく、様子見から入り、頃合いを見てオール・インを仕掛けましょう!
富の源泉に近づく事を心掛ける
富を生み出す最上流の部分を狙って行動しましょう。
例えば、IPOで言えば富の源泉とは、創業者が持つ自社株になり、新規上場を果たした初値売りで莫大な富を得る事が富の最上流と言えるでしょう。
そして、下流部分とはIPOの抽選に当選し初値売りをして利益を得ることが出来た、個人投資家等になります。
そして初値で買い付けた投資家はさらに下流になる事になりますね。
このように、ビジネスをする上で狙うべき場所は下請けではなく、源泉となる場所。
自身が源泉のなる事の出来る場所を目標地点とし、自分が出来そうな分野で戦略を練って始めることが大切になってきますね。
最後に
与沢翼さんの自分イメージとしては、とにかく一点集中、(秒速で一億稼ぎ続ける!)というよりは、(秒速で一億動くリスクがとれる人)というイメージでした。
なんでこんなに大きなリスクがとれるんだろうか、自分とは許容範囲がそもそも違うのかなと思っていたのですが、youtubeや書籍を読んでみるととにかく良く考えて、自信を持って選択をしている、だからリスクが大きくても集中して目の前の事に没頭出来るのかなと思いました。
今ある資産は自分のHPでもあり、命懸けで資産形成をしていく、そういう表現もあり、誰よりもお金と向き合っているからこそとれる秒速一億のリスクなのかなと思いました。
まだまだ思考不足、勉強不足を思い知らされる書籍でモチベーションに火をつけられました!
お尻に火をつけて、資産形成を始めてみたい人は、ぜひヨザワーになる事をオススメします!