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【歩き遍路】積み重ねの技術【1400km】


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2018年の11月17日に四国遍路を結願「達成」したtokuです。

1400kmにも渡る超ロングな遍路道を歩ききった時、いろんな事を感じ学んだ中で、特に1歩1歩の積み重ねが1400kmにもなる事を実感として体験できた事が大きな経験になりました。

今日はその経験から、目標を達成する為に必要な事について書いていきたいと思います。

 

サポートしてくれる人を見つける

歩き始めたのが7月の終わりだったのもあって暑さと虫の大群、山道の険しさから凄まじい過酷さだったので、3日目くらいに歩くのが虚しくなって帰ろうかと考えたのですが

そこで出逢った年配のお母さんに「私と会った人は結願するのよ!」とRPGの意味ありげな謎キャラみたいな事を言って来たので

ちょっと楽しくなってまた歩く気力が湧いて次に進み始めたのですが、その時の表情や雰囲気が変わったのか、急に声をかけられる事が増えてきました。

すると、今までは自分の尻を叩いて歩いていたのが、気づけば次の出逢いを求めて歩くようになったり、「ワタシの代わりにお願いします」と言ってくれたお婆ちゃんの為に自然と踏ん張る様になっていきました。

人はメリットを感じる選択肢を選ぶものだと思っていて、大切なのは自分の目標を達成する為の行動をする事にメリットを振り分ける事だと思います。

例えば英語が喋れるようになる為に、単語を覚える事を続けるならば、単語を暗記する事とダラダラして次の日の仕事に備える事の2つの選択肢の中で、どうすれば単語を暗記する事のほうがメリットを感じるかを考える事が大切なのだと思います。

それは大好きな洋画を翻訳なしで見たいとか、出逢った外国人と話せなかった経験から話せる様になりたいと思う心だったりとか

いろいろと単語の暗記をする為の選択をする動機を見つける、経験する事が目標の為にツライことでもメリットを感じて選択し行動するために大切な事になってくると思います。

小さな成功体験を繰り返す

それでも結果が出ないとなかなかメリットを感じる事ができなくなる事もあると思います。

そういう風にならない為に四国遍路が上手い事できてるんだなぁと感じた事があります。

それが札所と呼ばれるお寺が88ヶ所に散りばめられて、そこに辿り着き御朱印を貰う事で小さな成功体験を88回繰り返す事ができるというところにあると思います。

小さな目標を達成し続ける事で気づけばこんな遠くに来てたという様な状態を作る事が日々のツライ積み重ねの作業を凝視するのではなく、他の様々なモノに意識や意欲を振り分ける思考の種になってくると思います。

そして、カタチとしてある程度の場所まで来ると引き返せなくもなるのでより目標の為の選択をしやすくなるのだと思います。

もうひとつ成功体験を積み重ねる事で身についてくるのが、自信と楽観性だと思います。

できた回数が増えて来ることで自信がつき行動力も上がって来ますし、できた事を続ける事で失敗のイメージが湧きにくくなり行動を起こす為のフットワークが軽くなってきます。

主体的に楽しむ事

最後が計画を立て、行動し、出た結果から改善させまた計画を立てる。

このサイクルを主体的に行い、さらにそれを楽しむ事が大切です。

やはり、やらされている作業や仕事だとなにかミスや思い通りにいかない事があった時に絶対に人のせいにします。

それだと、反省しないので成長もないですし、成長がないので次のも同じ事をします。

だからモチベーションが続かず、休みの日にダラダラとして平日を耐えてまた休みの日にダラダラといったサイクルが続くのです。

自分で行う事で弱点や失敗が明確に分かりますし、自分のせいだと身に沁みます。

この事が次に活かす為に大事な事なのです。

そして、主体的に行動する事こそが楽しく成長の為の選択を行う為の魔法なのです。

最後に

僕が歩き遍路をしたきっかけが竜馬がゆくでなにをすればいいのかわからない竜馬がとにかく人に逢う為に日本を旅し始めたことを読んでからでした。

今まで、なんでも自分の為にやってきた人生だったのですが、いろんな人と出逢い、おれもこんな事言える人になりたい、こんな影響を人に与えられる人になりたいと思うようになりました。

自分の意志のチカラだけではできる事は限られていると思います。

もっといろんな人と出逢い、自分の感性を磨き、そして大きな影響を与えられる人になる為に積み重ねを続けて行きましょう。

チャンスについて語るとき、僕はよく昔話の『桃太郎』を例に挙げる。川で洗濯をしていたおばあさんは、大きな桃に飛びついた。奇妙な桃だと怖がらず、洗濯中だと無視もせず、とにもかくにも飛びついた。鬼退治の物語は、おばあさんが桃に飛びつくところからはじまるのだ。

堀江貴文 ゼロ