【需要】収入の増やし方【供給】
皆様は自分の収入、自分の仕事の裁量権に満足していますか?
収入とは何か、裁量権を広げるには、必要な事そしてするべき事について今日は書いて行こうと思います。
現状の仕事の内容、そして収入が上がるとはどういうことなのか?この辺りに疑問がある人にはぜひヒントとして読んで貰えたらと思います。
収入は能力で増えるのではない
収入が増える構造とは、能力ではなく実は、需給(需要と供給)のバランスによって決まっています。
例えば、自分しか提供できないものに対して、多数の人が欲しがってくれれば収入が増えますし、すごくいいものであっても少数の人にしか届けられないとなると、なかなか価格が上がらないので収入も増えません。
その為、ただ能力を上げることよりも自分にしか出来ない事の中からより多くの人に求められるものを育てる事が収入を上げる為に大事になってきます。
この供給を独占できるもので需要がたくさんあるものを探し、それを見つけ育てる事が、収入を上げる正しい道になるのです。
主体的に仕事をデザインする
自分の任された仕事に自分のカラーを入れる事でその分野での仕事を任せられやすくなります。
どういう事かというと、伝えた仕事しかしないようだとしっかりとマネジメントをしないとこの人は仕事を拡げられないのだな、となり裁量権は小さくなります。
それだと、はみ出した仕事をした時チェックが入るようになるので、動きずらくもありますし、裁量権も小さくなり、社内での評価も目立たない為上がりにくいのです。
自分で仕事をデザインしていき、それが認められて来ることによって、動きやすくなり、裁量権も持て自分の責任で動くようになり、トラブルがあった時も「上司に指示されたから」等と言い訳をする事もなく、「自分のあの判断が間違っていたんだな」と反省をするようになるのです。
言い訳をすることなく、自己反省する事によって人は成長して行くのです。
最後に
今までは僕も先輩、上司に言われたから腑に落ちないまま仕事をして失敗をして、そして怒られて人のせいにして、とこのサイクルでずっと回っていた為、成長もなく長い間給料を貰う為に耐えるだけの生活をしていました。
今はできるだけ、言い訳をしないよう人に言われた仕事でもその成果が自分の成長に繋がるように目的を持って仕事をする様にしています。
転職をして、将来のビジョンに近づく為に必要なものを成果として得られる様な仕事を探して今は日々満足感を感じながら過ごす事が出来ています。
確かに以前より収入は落ちてしまってはいますが、成長は今のほうが断然していると思います。
自分の持っている職能が多くの人に求められ、かつ自分独自の能力であるものを社会に表現できる様、日々成長の為に自己研磨を怠らずに過ごしたいですね。
仕事の成果に対する対価はキャリアアップを含んだものでなければならない。市場価値を持つ人材の必要要素としてセルフスターターであることがあげられていました。市場価値の高い人材は共通して、誰かに背中を押してもらうのではなく、自らがスタート地点を設定して仕事を開始できるそうです。
鈍刀を磨く 鈍刀をいくら磨いても 無駄なことだというが 何もそんなことばに 耳を貸す必要はない せっせと磨くのだ 刀は光らないかも知れないが 磨く本人が変わってくる つまり刀がすまぬすまぬと言いながら 磨く本人を 光るものにしてくれるのだ そこが甚深微妙の世界だ だからせっせと磨くのだ
坂村真民 詩集 念ずれば花ひらく
価格:1,100円 |