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【仙豆並み】スタンフォード式 最高の睡眠【回復力】

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皆さんにとって最高の睡眠とはなんでしょうか?

好きなだけ寝られた時?

最高の睡眠とは量では決してないんです。

答えは「脳、体、精神」を最高のコンディションに整える、「究極的に質が高まった睡眠」となります。

眠っている間にも、私たちの体では朝起きた時にベストな状態になるように睡眠中の体の中では、自律神経や脳内科学物質、そしてホルモンが休みなく働いています。

眠っている間の脳と体の働きをベストなものにして、「睡眠の質」を高め最高の覚醒を作り出す。

これが「最高の睡眠」となります。

それでは、最高の覚醒を手に入れる為の方法を見ていきましょう。

睡眠で大切なのは初めの90分

睡眠はノンレム睡眠「脳も体も眠っている状態」とレム睡眠「脳は起きていて体は眠っている状態」を繰り返しながら行っている。

そして、寝付いた後すぐ訪れるのがノンレム睡眠となります。

この最初に訪れる90分のノンレム睡眠が睡眠全体の中でもっとも深い眠りとなります。

そしてこの「ノンレム」と「レム」が明け方まで4,5回繰り返され、明け方になると「レム睡眠」出現時間が長くなるのが通常パターンです。

睡眠メンテナンスで意識したいのが、最初のノンレム睡眠をいかに深くするか。

グロースホルモン(成長ホルモン)の分泌が最も多くなるここをしっかりと眠ることで睡眠パフォーマンスが上がり、結果翌日のパフォーマンスが上がる。

そのため、最高の睡眠のカギはこの入眠後の90分間が握っているのです

睡眠のミッション

睡眠ミッション1 脳と体に「休息」を与える

人間は自分の意志とは関係なく自律神経が常に働いています。

日中は「交感神経」優位になり夜になるにつれて「副交感神経」に移行していきます。

この移行がスムーズに行われないと寝付きが悪くなり、眠りが浅くなり、体温や腸などの調整がうまくいかなくなり体がおかしくなってきます。

しっかりと副交感神経に転換し、脳と体を休めることが睡眠の最初のミッションとなります。

睡眠ミッション2 記憶を整理して定着させる

学習後に睡眠をとることで記憶の定着が進むという知見は多く。

具体的には、

  • レム睡眠中、エピソード記憶(いつどこで何をしたか)が固定される。
  • 黄金の90 分で訪れる深いノンレム睡眠は、イヤな記憶を消去する。
  • 入眠初期や明け方の浅いノンレム睡眠では、体で覚える記憶(意識せずに覚えられる記憶)が固定される。

また、最近では入眠直後のもっとも深いノンレム睡眠のときに、海馬から大脳皮質に情報が移動し、記憶が保存されるという報告もある。

睡眠ミッション3 「ホルモンバランス」を調整する

良い眠りは生活習慣病の改善にもつながることが研究でも分かっています。

皮膚の保水量は睡眠で上がるのですが、これは肌の水分が、睡眠と密接に関わっている「性ホルモン」や「グロースホルモン」の影響を受けている為である。

睡眠ミッション4 「免疫力」を上げて病気を遠ざける

免疫はホルモンと連動しており、睡眠との関係も深い。

そのため、睡眠が不適切になるとホルモンバランスが崩れ免疫の働きもおかしくなるのです。

睡眠ミッション5 「脳の老廃物」をとる

脳は「脳脊髄液」という保護液につかっているので、転んで頭を打っても、脳が骨に直接ぶつかって傷つかずにすむのです。

この小さな「脳のプール」ともいえる脳脊髄液はおよそ150cc。

1日4回、600cc ほど入れ替わっています。

新しい脳脊髄液が出て、古いものが排出されるとき、脳の老廃物も一緒に除去されるというエビデンスがある。

脳の老廃物自体は、神経細胞が活発である覚醒時にたまる、日中の覚醒時にも「たまった老廃物除去」はおこなわれているのだが、それだけでは追いつかない。なので、就寝時にまとまったメンテナンスが、脳からしても必要なのです。

最初の90分が「黄金睡眠」になると得られるメリット

なんとなく体調が悪いとなどのちょっとした不調も根底には自律神経が関係しているといわれる為、睡眠によって自律神経が整うと体が楽になります。

そして、グロースホルモンの分泌が効率的になります。

このホルモンは特殊で、第一周期のノンレム睡眠で「70%~80%」ほど分泌される為、いつもなら寝ている時間に起きていると全く分泌されないのです。

アンチエイジングの役割を果たすホルモンの為、生き生きと活動する為にぜひ味方につけたいホルモンですね。

スタンフォード式 最高の睡眠法

睡眠に入るために大切な事はズバリ体温管理です。

睡眠に過程とは、

  1. 覚醒時に体温を上げる
  2. 手足の毛細血管から熱放散され深部体温が下がる
  3. 入眠初めの90分間はしっかり体温を下げて眠りの質を上げる
  4. 朝が近づくにつれ体温が上昇し、覚醒していく

である為、体温のコントロールが大切になってくるのです。

体温スイッチ

就寝90分前に入浴することが深部体温を動かす強力なスイッチとなり、入眠に入る為の準備として最適なアクションとなります。

深部体温は大きく上がれば、大きく下がろうとする性質がある為、入浴で深部体温を意図的に上げれば入眠時に必要な「深部体温の下降」がより大きくなるため、熟眠につながります。

一度上がった深部体温が元に戻るまでの所要時間は90分。

それから入浴前よりさらに下がっていくことになる。

つまり、寝る前90分前に入浴をすませておけば、その後さらに深部体温が下がっていき、皮膚体温との差も縮まり、スムーズに入眠できるということになります。

こうして入眠から逆算して、生活の予定をたてていくことで最高の覚醒を手に入れることができるのです。

最後に

睡眠はおろそかにしてしまいやすいものの1つなので、なかなかしっかりととろうとすることは難しいですよね、しかしこうしてフレームワークとして睡眠も意欲をもって取り組めば睡眠前のスマホや食事などの欲にもなんとか対抗することができそうですよね。

1日の3分の1の睡眠が残りの3分の2を決めるのです。

皆さんもこの最高の睡眠を体験して最高の覚醒をし、最高の1日を手に入れましょう。

【森岡毅】苦しかったときの話をしようか【マーケティング】


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今日は僕のマーケティングの神様、森岡毅さんの書籍を紹介したいと思います。

森岡毅さんといえば、言わずとしれたマーケティングのプロフェッショナルとして有名ですが、この本は就職に悩む娘さんに向けたアドバイスというか、手紙のような形式になっています。

今自分がキャリアを歩む上で何を指針とすれば良いのか。

悩む社会人全てに感動と勇気を与えてくれる森岡毅さんの言葉でもありました。

森岡毅さんの壮絶な仕事を垣間見れる本でもあり、仕事の厳しさ、生き残る術、そして楽しさを教えてくれる本でもありました。

明日からの仕事に活力を得たい、自分の方向性を発見したい人にぜひ読んで貰いたい本です!

結婚相手は会社ではなく職能

惚れ込んだ会社でも結婚相手にはならない、なぜなら会社とはあなたの達成したい意図とは全く無関係の利害によって成り立っているからだ。

その為、会社にとって都合の良い時に放り出されたり、会社の為に自分の意図とは全く無関係の仕事をしなくてはならない事もある。

自分の職能と結婚するべき理由としては、もっとも信頼性のある生存手段だからである。

会社は潰れるかもしれない、妻とは離婚するかもしれない、しかし自分の培った経験や能力はあなたが健康でおる限り常に共にあるものだ。

日々アップデートを怠らなければ、もっとも信頼のおける生き残る為の武器になるだろう。

そして、会社と結婚した場合使われる立場として過ごす事になるが、自分のスキルが社会に認められ、プロとしてやっていける様になれば、主導権はキミに渡る。

すなわちそれは、自分のスキルを伸ばす舞台を自らが選ぶ事ができるという事だ。

そのため、自由な働き方を選択する事もできる様になるし、主体性を持って仕事に取り掛かることができる様になる。

自分の理想の追求への近道にもなるし、納得感を持って仕事をこなす事ができる様になるだろう。

自分の強みを見つけよう

まずは自分のキャリアを創造していく目的を立ててみよう。

それは暫定的なもので構わない。

プランが変わっていってもいい、所々でアップデートしていく感じで大丈夫。

突貫的にでも目的を立てる理由としては、

  1. 納得性
  2. 一貫性

この2つの事から立てる価値があると考えている。

自分の人生を歩む上で選択を迫られた時、考えた上での選択をする方が、脊髄反射のように選択をしていくよりも、起こった結果に対して人生の納得感は高いハズだ。

一貫性があったほうが能力を高く積み上げる事ができる。

遅くなって人生の目的を見つけ、そこから積み上げるよりも、自分が考えた結果に対して積み上げを重ねる事で、いきあたりばったりの積み上げよりも近い場所での積み上げが貯金できる事は間違いないだろう。

そして、自分の強みとは何かを行った時に受ける社会からのポジティブなフィードバックの集積なのだ。

だから、自分が好きな事を動詞でたくさん書き出してみよう。

そうすることで、自分の得意な分野が見えてくる。

それがあなたを支えてくれる宝物になるハズだ。

これからは個のチカラを底上げしていかなければならない。

会社に最適化されるがままに利用されてはいけない。

日本の精神である、勤勉や忍耐は素晴らしいと思う。

だがこれからはただ耐え忍ぶ戦い方ではなく、戦略的に考えて精神的に戦う方法でなければならないだろう。

マイブランドを確立しよう

キャリアとは、自分をマーケティングする旅である。

それは、自分の理想の姿を実現する為に、その為の要素を最適化し、自分のブランドを積み上げて行く事である。

自分をブランディングする上で気をつけておかなければならない事がある。

それは「オフ・エクイティー」をしてしまわないようにする事である。

「オフ・エクイティー」とは、設計した自分のブランディング像から逸れた様な事をしてしまう事である。

それをやらかすと、今まで築き上げてきたブランドが一気に崩壊する。

このブランドを上手く築く事で、理想の自分へ近づきやすくなる。

それは、「正直者」なら対してものを言わなくても信じて貰いやすくなる等のボーナスが得られるからだ。

ブランドの設計図に沿った行動を一貫して取り続ける限り、あなたの理想へ向かうスピードがどんどん上がる事になるだろう。

苦しかった時の話をしようか

人はどんな時一番苦しいと感じるのだろうか?

働いて働いて死ぬほど忙しい時では決してない、それは自己評価が極端に低くなっているとき。

自分自身で自分の存在価値を疑う状況に追い込まれたときだ。

自己肯定感が極限まで下がった時もあったが「きっとなんとかなる」という事も覚えておいて欲しい。

2004年にP&Gの世界本社に赴任する事になった。

しかしそこでのブランドマネージャーのポストはアメリカ人マーケターの取りたかったポストで、そこに「janglish」しか話せないよくわからない日本人がポンと飛びこんできたのだから、波紋は大きかった。

まず、私が参加した会議ではいつもより早口で難解な単語で話が進む。

イメージ的には、四字熟語をたっぷり入れ込みながら高速で会議をする様な感じだ。

しかし私はブランドマネージャーの責任感からわからないまま仕事を進める事は許されないという覚悟の元仕事をしていた為、いちいち「pardon?」と会議を切り、確認していた。

その為、ワタシのあだ名はめでたく「Mr.pardon」となったのだ。

そしてそこからもワタシを凹ませる出来事は続く。

ある日女性役員にブランドの今後進むべき指針について、話すための大事なミーティングがあった。

そこで発表する為に作り上げておいたパワーポイントの表紙がなんと「PLAY BOY」の表紙に変わっていたのだった。

そして、セールスの大物と衝突する事となる。

それは、ウォルマートでの商談の後の話だった。

部下や同僚達がこのセールスの大物にワタシの悪評を伝え、理不尽なまでの叱責を浴びる事となった。

その朝、布団から出られなくなった。

しかし、ここで会社でのお荷物となり幽霊マネージャーとして日本人が本社に評価される事になってしまえば、ワタシを送り出してくれた部下や上司、P&Gジャパンの信用を損なうこととなってしまう。

それは嫌だ!

今まで自分の中で大切にしてきた何かが壊れる気がした。二度と立ち上がれない気がした。

吹っ切れた私は、昨日の彼を上回るフロアに響き渡る音量で一気にかましてやったのだ!

「昨日は率直なフィードバックをありがとう! 私のプレゼンの悪いところは、必死に直して期待に沿うように全力を尽くすよ。しかし、何と言われても私は顧客との会議に行く。それが私のブランドマネージャーとしての使命だからだ。そして何よりも、あの戦略を実行すれば顧客も我々も売上を必ず大きく伸ばせる、この1点に関して、信念にかけて自信があるからだ。もし私が本当に邪魔なら、上と話して私の首をとってくれ。私はこの役割にいる限り、最後の1秒まで遠慮なく仕事をするから、そちらも遠慮はするな。私は必ず結果を出すぞ!」

礼儀正しい日本人と思われていた私は、その直後から極めてクレイジーで危ない奴だと見られるようになった。

どのように結果を出す為に心血注げば良いのか、それは今までもやって来たように自分の強みを知ってその強みで戦う事だ。

結果を出す人間であることをわからせれば、勝ち馬に乗るメリットが明確になるので、人々は私についてくるようになる。

そして、半年が過ぎた辺りから周りの評価が変わり徐々に社内での立ち位置が変わってきた。

余談だが、心の余裕が出来たワタシは少しばかりの復讐をした、それはミドルネームをウエサマという事にして、皆にそう呼ばせていた。

MoriokaもTsuyoshiも彼らには発音しにくく、私はマリアーキとかチュヤーシとか呼ばれることにずっと辟易していたのだ。

おかげで、同僚や部下ばかりか上司までなにも知らず上様と呼ぶようになった(笑)

そこから2年、なんとか結果を出し続けたワタシは昇進を果たし日本へ帰る事が決まった。

そこで、かのセールスの大物がくれたフェアウェル・メッセージが忘れられない。

「Uesama、最初の頃は君とは衝突してばかりだった。外からやってきていきなり、あれは違う、これも間違っている、こう変えよう、こうしなければならないと、それはもう毎日毎日……実にズケズケとモノを言う。日本人は礼儀正しくて謙虚と聞いていたのにこの男は一体なんだ? ここのビジネスを何十年も知り尽くした我々を、まるでバカだと言わんばかりのその強い態度に、私は我慢ならなかった……。しかしある日、私は驚いた。先週まで酷かった君の英語が突然、別人のように流暢に変わったからだ。なぜか君はいつも〝プレゼンのときだけ〟ポルトガル語なまりの英語になるんだ。Xさん(テープを吹き込んでくれた友人)独特の口癖までそっくりにコピーしてね。私もこの仕事が長いが、君のガッツには驚いた。君が、どれだけ本気で、どれほど粘り強い奴なのか、そのときによくわかったよ。君はダイレクトにモノを言いすぎる。前後の経緯や段取りなんて一切気にしない。でも、なぜだかもうわかっている。君は、誰よりもビジネスを伸ばすことにコミットしていて、そのことに誰よりも純粋で必死なだけだ。君は、誰も思いも及ばないことをあっという間に考えつくクセに、MITの教授のような軽妙さはこれっぽっちもない奴だ。猛牛だ! あるのは、ガッツと、泥臭さだ。だから手ごわい! そんな君だから、こんなエキサイティングな結果を出すことができたんだ!君がいなくなるとケンカする相手がいなくなって本当に寂しい。だからもう日本に帰るな。一旦帰っても、また戻ってこい! 今度は本当に大歓迎だ!」

今はフロリダで悠々自適な毎日を送る彼から、今年もUesama宛のクリスマスカードが届いた。お互いに実力を認めてはじめて友情も尊敬も通うようになる。

最後に

なんだか、自分の備忘録みたいな内容になってしまい、書きながらこれはヤバイなと思いながらも、削れる部分、自分の感想等を差し込む部分がなかなか見つからなかったので、このまま書き込んで行きました(汗)

ただ、自然とアイデアが湧き出る様なものではなく、結果を出す為に死にものぐるいで環境に適応しようとした結果、習得した職能なんだと思い、自分も甘えてる場合じゃない。

もっと自分を自立させる為に、森岡さんのように武士が決戦に行くような覚悟で毎日を過ごさねばならんなと思いました。

なかなかそこまで覚悟を決めなければならない場所へ身を置くのは大変ですが、自分なりの大変だなと感じる場面で森岡毅さんのこの話を思い出し、布団から出る為のエネルギーがちょっとこの本を読んで増えたような気がします。

マーケティングの内容の本が多かった印象だったので、このような自分の過去についても書かれた本はなかなか貴重だと思いました。

僕もこれからの時代を生き抜いていけるように強みを見つけ、それを活かし、社会を自由に歩いていけるよう、頑張りたいですね。

【旅人】歩き遍路の1日【出逢い】


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今日は、僕が歩き遍路をしていた時の日記を紹介したいと思います。

今読み返しても、日常出逢う事とは全く別物な1日を過ごしていました。

今はちょっと実感が薄くなってきたのですが、その時はそれが日常だったのですね。

環境によって人間如何様にも変わるという事を実感できたのはホントに良かったと思います。

それでは、歩き遍路の1日を紹介していきます。

徳島での1日

真っ赤な朝日に感動を覚えながら朝四時半、遍路道を歩いていると、カーテンの様に茂ったゴーヤの葉を背伸びしながら見上げているおばあちゃんが居た。

異様に朝早いですね(笑)

でもこれは理由があって公園にテントを張って寝ていると、日が出るのと同時に人がやってき始めるんですね。

そこにテントがドーンッと立っていると、下手すると通報されちゃうので、半強制的に超健康な生活リズムになります。

生活リズムを変えたい人にも遍路旅はオススメですね。

「おはようございます!」
挨拶すると元気な返事が返って来る。
この時間に行動してる人は波動の高い人が多いなと思いながら。
何してるんですか?
と尋ねると

ホントにそうなんです。

朝日の登る時間と同じ時間帯に活動してる人は、爽やかで良い雰囲気の人が多いんです。

それは、自分主導で1日を始めているからだと思うんですね。

なので、ランニングしているオジサンもこのおばちゃんも素敵な表情で挨拶を返してくれるんです。

そして、大体7時を過ぎたくらいから猛スピードのクルマが現れだして、8時頃はもうガヤガヤとしてますね。

朝のホントに朝日の上がり始めのあの時間帯の素敵な雰囲気は忘れられないですね。

「暑すぎてミツバチが花粉を運びに来ないから手動受粉してるの」
とおっしゃった。
背伸びしながら雌花をぽんぽん雄花に当てている姿がとてもかわいい

その姿が可愛過ぎて思わず声をかけたのを思い出しました。

そしてその後、

「僕も手伝います」と伝え。
二人でお花をぽんぽんしながら、
お話をさせていただいた

そうなんです。

朝四時から二人で手動受粉してました(笑)

その中で、この昔の甲子園球場のツタのカーテンの様に張り巡らされたゴーヤの葉に水をやるのは大変だなと思っていると。
水をやるのはここよ、と小さなプランターを指差す。
こんな小さなプランターから壮大な日除けカーテンやりっぱなゴーヤになるのを見て、人も想い次第で何にでもなれるんじゃないかと、小さなプランターだからと自分で限界を作っているんじゃないかとの思いが浮かぶ。

なんだか壮大な事を書いてますね(笑)

でもその時は、自分の思い込みで可能性を狭めているんじゃないかと、そのゴーヤを見て感じました。

やっぱり環境を変えて心の余裕を持つことで、人の価値観が変わるんだなって事を思いました。

なかなか根底から人格を変える事は難しいですが、価値観から習慣や考え方が変われば、今までの人生とは違う道が見えてくるような気がしますね。

「あなた細いけどちゃんと食べてるの」
と尋ねられ、

「この格好でお店に入ると目立つのでちょっと躊躇してしまいます。」

と言うと、

「自分を卑下して、行動を躊躇するのはダメよ、素の自分で皆さんの為におれは遍路参りをしてるんだと思うくらいの気持ちで歩いて行かないとダメ。周りなんて気にする必要ない、元気に振る舞うだけであなたはみんなの為になっているのだから」
とおっしゃって頂いた。
ちっちゃくて元気で笑顔の素敵なおばあちゃんから歩く元気を頂いた。

ホントに、人には100人いたら100通りの人生があり、皆それぞれの人生を一生懸命生きていたんだなと改めて実感しました。

偶然出逢ったおばちゃんからこんな元気を頂くとは思わなかったです。

こうして、皆自分だけでは行けない場所へも、登って行くチカラをこういう出逢いの中から頂いて、夢のサミットへプッシュして行くんでしょうね。

しかし、今いろんな人から元気をもらって歩いていると気付くと40km程歩いていることもある。
今自分は生かされている、歩くのに背中を押して頂いていると思わずにはいられない。

初めは20km程に歩くとボロボロでもう歩けなくなっていました、しかし歩くことを続け、色んな人から背中を押す言葉や姿を見せて貰うたびに、勝手に足が進むような状態へと変わって行きました。

自分も大変だと思っていたけど比較にならないくらい大変な人がいっぱいいる。

実際そういう人と縁を重ねる事で自分の頑張る原動力をたくさん頂きました。

最後に

次の人生でももう一度絶対にやりたい事といったら野球と歩き遍路は外せないものとなりました。

こんなに素敵な事に出逢えた人生に感謝です。

両方とも大変なのですが、成し遂げた時の達成感とその過程で得られる経験がホントに素晴らしいと思います。

皆さんもぜひ、興味を持って貰ったら調べてみてください。それでは!

浮世の泥を 笑い飛ばして 花となれ

生臭遍路

 

【禅】スピリチュアルのススメ【仏教】


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皆さんは占いや宗教、スピリチュアルな話しを聞いてどう感じますか?

胡散臭いとか効果はないとか心の持ちようだろ?とかいろいろ否定的なアクションになりがちですよね?

それは、それ自体が持つイメージによってそう思わされてる所が少なからずあるとは思うんですよ。

僕も実際そういうモノは否定する側の人間だったのですが、実際試してみるとなんと心の持ちようが変わってくるのです(笑)

何が起こっても揺るがない鋼のメンタルやこれが俺の天から授かった使命だと思うことと出逢った人ならそういったものはなんの影響も受けないかもしれませんが、僕は物凄くそういうスピリチュアルな事を気にかける様になりました。

読み物として読むだけ、ちょっと体験してみるだけでも面白いものが多いので、食わず嫌いをやめて騙されたと思って一度やってみましょう!

仏教の真髄

仏教とは他の宗教と違い、神からのお告げといったものではなく、実際に今生きているヒトが苦しみから開放されて幸せに生きる為にはどうするべきなのかという教えを、学ぶのではなく実践する事によって悟りといったステージに登る事を目的とした宗教なのですね。

その事から、他の宗教にはこれはダメ、あれはダメっていうものが多いと思うのですが、仏教にはダメなものは基本的にはないとされているようです。

ただ、目的を見失わずに物事を行う為に結果的にダメだよねっていうものがこれだよっていう教えの方法なので、その教えに自分で気付く事が出来るんですね。

だから僕は、実感を持って悟りへ向かって成長できる宗教が仏教なのだと思います。

それでは、仏教の教えの中でオススメのものをここで伝えていきたいと思います。

八正道の実践

八正道とは涅槃(苦しみのない世界)に至るために行う、実践的な日々の習慣の事です。

八つの行いから成り立っており、それが

  1. 正見
  2. 正思惟
  3. 正語
  4. 正業
  5. 正命
  6. 正精進
  7. 正念
  8. 正定

この八つの行いの事です。

まず正見とは、「正しい物の見方」で物事を見る事です。

偏った見方をせず、先入観や偏見を持たずその事に興味を持ってその物を見るという事が大事だと言う事ですね。

人生は一期一会、その瞬間は唯一無二の瞬間です。

その時出逢ったものは明日には別の物に変わっている可能性があるのです。

1つ1つの出逢い、別れを大切にしてより良い明日へ繋げて行きましょう。

朝には紅顔ありて、夕には白骨となれる身なり

私達はいつどんな縁で、無常の風に誘われ死なねばならぬか分かりません。

今この瞬間を大切にしていくことですね。

正思惟とは、正しい考え方を持つということです。

仏教における正しい考えとは、自己中心的な思想ではなく、この世の真理と照らし合わせて考える事です。

もちろん幸せに生きたいと考えるのですが、自分が幸せに生きる為に、他の幸せを考える必要があるという事ですね。

人と人、心と心がつながったときの喜びこそが人間にとっての最高の幸せ。

自分が置かれている環境、与えられているご縁、また、悩みや苦しみを含むあらゆる出来事には意味がある。
すべてを受け止め、すべてに感謝して生きることが、幸せへのいちばんの近道である。 大阿闍梨 塩沼亮潤

正語とは正しい言葉を相手に伝える事です。

  • 妄語(相手を騙す言葉、自分を偽る言葉)
  • 両舌(自分本位の二枚舌)
  • 悪口(相手を悪く傷つける言葉)
  • 綺語(事実とは違いものを、綺麗に飾り立てる言葉)

これらの言葉を使わない事はもちろんなのですが、正しい事を伝える時も相手の心を慮り、場合に即して伝える事も大切な事なのです。

正業とは、正しい行いをする事を意味します。

無意味に殺生をしたり、誰かをいじめたりしないと言う事ですね。

人としてしてはいけない事はしないという事です。

正命とは、規則正しい生活を心掛け、体の喜ぶ物を食べ、喜ぶ事をするという事ですね。

正精進とは、間違った精進を重ねるのではなく、正しいゴールを設定する事、正しい道筋を考える事を怠らず行いましょうと言う事ですね。

正念とは正しい意志、信念を持つ事です。

この世の変えられない真理に刃向かって生きていくのではなく、起きた事を

  1. 受け入れ
  2. 認め
  3. 許し
  4. 愛する

この4つの過程を踏むことで心が肯定され、楽になります。

これを「まなゆい(愛結)」といいます。

諸行無常な世の中に生まれた事は変えられません。

自分の手札が悪いと感じる事があったとしても嘆くのではなく愛結をして自分の刀を磨いてあげましょう。

そして最後の正定というのが、正しい禅を行う事を意味します。

それは、人それぞれの方法で

  • 無常
  • 無我
  • 無心

の精神へと入ってゆくことです。

それは、坐る事で入っていく人もいれば、歩く事で入っていく人もいます。

その人にあった正定のカタチを探し出し、無の境地を獲得する事で、過度の感情に振り回されることなく適切な選択をする事ができる様になるのです。

竜馬が十五歳のころ、当時若侍の間ではやっていた座禅を軽視し、---座るより歩けばよいではないか。とひそかに考えた。禅寺に行って、半刻、一刻の座禅をするよりも、むしろそのつもりになって歩けばよい、いつ、頭上から岩石が降ってきても、平然と死ねる工夫をしながら、ひたすらにそのつもりで歩く。岩石を避けず、受け止めず、頭上に来れば平然と迎え、無に帰することが出来る工夫である。

最後に

長くなってしまったので、他のテーマに関しては次回にする事にします。

とにかく、正しいとされる行いを信念を持って行う習慣を培うという事ですね。

それには目的を持ってとにかく物事に没頭する事だと思います。

無我夢中に何かをする事が結果八正道を行い、あなたを涅槃寂静の地へ導いてくれるのでしょう。

【需要】収入の増やし方【供給】

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皆様は自分の収入、自分の仕事の裁量権に満足していますか?

収入とは何か、裁量権を広げるには、必要な事そしてするべき事について今日は書いて行こうと思います。

現状の仕事の内容、そして収入が上がるとはどういうことなのか?この辺りに疑問がある人にはぜひヒントとして読んで貰えたらと思います。

収入は能力で増えるのではない

収入が増える構造とは、能力ではなく実は、需給(需要と供給)のバランスによって決まっています。

例えば、自分しか提供できないものに対して、多数の人が欲しがってくれれば収入が増えますし、すごくいいものであっても少数の人にしか届けられないとなると、なかなか価格が上がらないので収入も増えません。

その為、ただ能力を上げることよりも自分にしか出来ない事の中からより多くの人に求められるものを育てる事が収入を上げる為に大事になってきます。

この供給を独占できるもので需要がたくさんあるものを探し、それを見つけ育てる事が、収入を上げる正しい道になるのです。

主体的に仕事をデザインする

自分の任された仕事に自分のカラーを入れる事でその分野での仕事を任せられやすくなります。

どういう事かというと、伝えた仕事しかしないようだとしっかりとマネジメントをしないとこの人は仕事を拡げられないのだな、となり裁量権は小さくなります。

それだと、はみ出した仕事をした時チェックが入るようになるので、動きずらくもありますし、裁量権も小さくなり、社内での評価も目立たない為上がりにくいのです。

自分で仕事をデザインしていき、それが認められて来ることによって、動きやすくなり、裁量権も持て自分の責任で動くようになり、トラブルがあった時も「上司に指示されたから」等と言い訳をする事もなく、「自分のあの判断が間違っていたんだな」と反省をするようになるのです。

言い訳をすることなく、自己反省する事によって人は成長して行くのです。

最後に

今までは僕も先輩、上司に言われたから腑に落ちないまま仕事をして失敗をして、そして怒られて人のせいにして、とこのサイクルでずっと回っていた為、成長もなく長い間給料を貰う為に耐えるだけの生活をしていました。

今はできるだけ、言い訳をしないよう人に言われた仕事でもその成果が自分の成長に繋がるように目的を持って仕事をする様にしています。

転職をして、将来のビジョンに近づく為に必要なものを成果として得られる様な仕事を探して今は日々満足感を感じながら過ごす事が出来ています。

確かに以前より収入は落ちてしまってはいますが、成長は今のほうが断然していると思います。

自分の持っている職能が多くの人に求められ、かつ自分独自の能力であるものを社会に表現できる様、日々成長の為に自己研磨を怠らずに過ごしたいですね。

仕事の成果に対する対価はキャリアアップを含んだものでなければならない。市場価値を持つ人材の必要要素としてセルフスターターであることがあげられていました。市場価値の高い人材は共通して、誰かに背中を押してもらうのではなく、自らがスタート地点を設定して仕事を開始できるそうです。 

サイバーエージェント 藤田晋

鈍刀を磨く 鈍刀をいくら磨いても 無駄なことだというが 何もそんなことばに 耳を貸す必要はない せっせと磨くのだ 刀は光らないかも知れないが 磨く本人が変わってくる つまり刀がすまぬすまぬと言いながら 磨く本人を 光るものにしてくれるのだ そこが甚深微妙の世界だ だからせっせと磨くのだ

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感想(5件)

【小林正観】取り入れるべき大事なエネルギーとは【陰陽五行説】


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気分転換や思考を整理する為にとても大事な事が掃除です。

キレイな部屋には神様か住み込み、家がパワースポットとなってくれます。

その中でも特に大事な所について小林正観が仰っていた事があるので、それをシェアしていきたいと思います。

最近頭がグルグルするなーとか、スッキリしない事が多いなぁという人はぜひ読んでみてください。

 

掃除をする時に大切な事

特に掃除をする場所で大切なのは、ズバリ水周りです。

それは、気学において大切なのが火と水であるからです。

なぜ火と水が大切になってくるのかというと、陰と陽の二極から始まり水と火に分かれそこから木や金に変わり、残ったものが土となったと考えられているからです。

そして、火と水のエネルギーの比較として火はなくても生死にかかわりはないのですが、水の量や質によって人間の体はコントロールされている為、水のエネルギーの扱いには気をつける必要があるのです。

水のエネルギーの質とは

水のエネルギーの質を決めているもの、それはしっかりと流れがあるかどうかという事です。

水は留まるところにあるものは淀み、流れがしっかりとしている所は、キレイに保たれるのです。

掃除をして古いものを捨て、そうして我欲や執着を流して空きを作る事でそこに新しいエネルギーが入ってくる。

そうして自分をアップデートしていく事が大切なのです。

新しいエネルギーを入れると

人間は新鮮な事には本来喜ぶ様にできているようです。

新鮮なエネルギー、経験を入れられた体は喜びます。すると、神様は喜んでいる人には手を差し伸べてくれやすくなります。

そのため、神様にも応援され素敵な出逢いにも恵まれ、どんどん生活も豊かになってゆくのです。

確かに、新鮮な場所で喜びを感じながら仕事をしている時はトラブルが起きてもすぐ収束したり、本来のチカラ以上の成績が出たりする事は実感としてあるかもしれません。

ただいろんな状況があるので、常に体が喜んでいる状態にするのはなかなか難しいんですよね。

だから、毎日を課題を持って昨日より今日を良くする事を心掛け、新しい事にチャレンジしていく事で新鮮な毎日に変わり、新しい出逢いに恵まれたりするのかもしれませんね。

最後に

今あるものに感謝する事ももちろん大切なのですが、陳腐化したものにしがみついて自分を腐らせてしまうのはやめにしましょう。

リスクを感じる事がある時もあると思いますが新しい事、新鮮な経験、出逢いを通じて自分のエネルギーの流れを良くし、エネルギーの質を上げていきましょう。

その足掛かりとして、水回りを掃除する事から始めて、汚れとともに自分の欲や執着を離し、新しいものを受け入れる心を持ちましょう。

お釈迦様は二五〇〇年前に、人間の悩みや苦しみというのは「思い」によって生じるのだということを教えてくださいました。 執着を捨てること。執着にとらわれなければ、人間は楽になれるということを教え残してくださったのです。

小林正観

【行動力up】坂本龍馬の多動力【幕末】

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150年前に下級武士と言われた生まれから、影から将軍徳川慶喜大政奉還をさせるまでに影響力を大きくしていった坂本龍馬は、どのような人生を送って行ったのでしょうか?

彼の生涯を見ていくと、願望実現までのモデルケースにできそうな壮大な出来事を山のように経験していました。

今日は、31歳で大きな願望を実現した坂本龍馬の覚悟と行動力について書いて行きたいと思います。

奮い立つようなモチベーションが欲しい人はぜひ読んでみてください。

少年の頃はいじめられっ子

坂本龍馬は少年時代はいじめられっ子でよくガキ大将にからかわれて泣きながら家に帰って来て、姉の乙女姉さんに怒られていたそうです。

この乙女姉さんが180cm100kg超の大柄女性だったようで、当時の男性の平均が160cmくらいだったらしいので、それはものすごい迫力だったでしょうね。

その女仁王と呼ばれた乙女姉さんにかわいがりを受けて青年になる頃には一人前の男になって行ったそうです。

その中でも、剣術に出会った事が大きいようで得意なものに出会う事が自信を育み、人の人生を変える大きなキッカケとなる事がわかりますね。

「顔が、かわった。入門してきたときとは、別の人間じゃ。物のたとえで、うまれかわったように、とよくいうが、やはりそういうことが世の中にあるものじゃな」 竜馬の顔は、別人のようにひきしまってきている。

黒船到来

幕府を震え上がらせた黒船が到来した時、龍馬は名もなき武士群の中の1人として海岸の防衛に参加していました。

龍馬は黒船を自分の目で見たくて待機している中から抜け出し、海岸へ何人かを連れて見に行くのですが、帰った時、龍馬が抜け出していた事もみんな知らないくらいの存在感だったのです。

そして、黒船を目の前にした龍馬は震え上がる事もなくあれが一隻でも手に入ったら大名になれるとワクワクし始めたのです。

(大名になれば、なにをするかい) 考えぬいてから、奇想天外な案をおもいついた。(いっそ、みんな大名にしてやればどうじゃ。侍はおろか天下の百姓、商人、職人、すべてを大名にする。みな一人々々でふんぞり返らせるのじゃ。あっははは、これはおもしろい。源おんちゃんなどは、びっくり仰天しよるぞ。乙女姉上は、さしずめ女大名じゃ。いばるだろうなあ)

これは今の日本では当たり前の人権の尊重といったものがこの時代では喉から手が出る程に欲しいものだったのですね。

そして、龍馬の楽観的な行動力が伺えるようでここも見習いたいところだと思います。

長州藩士 桂小五郎

龍馬は土佐藩から長州藩の陣営について諜報してこいと命じられていました。
そこで峠を越えていた時桂小五郎と出逢ったのです。

そこでは当然他の藩士がそこを通る事は諜報以外あり得ないので、桂小五郎は当然龍馬になにをしているのかを問いただすことになります。

「お名前、ご目的をうかがいたい」
「申されよ」

この言葉は尋問口調で武士である龍馬は応じられるはずがない。
この後刀を抜く事になるのですが、その時命の取り合いの緊張感にも関わらず龍馬は受けた刀が欠けてしまって、その時兄の権平が怒る顔が目に浮かび

龍馬「欠けちょる!」
龍馬「えらいことをした」
小五郎「どうしたのか」

命のやり取りの中折れた刀を見てうなだれている龍馬を見て危険はないと感じた小五郎は
「どうやら、拙者の眼のあやまりだったらしい。失礼しました。そこなる岩に腰をやすめられては、いかがです」
となりました(笑)

その後、二人で鍋をつついて話しをするまでになります(笑)

その話の中で風雲の時代を抜ける為に龍馬が言った事が心にきます。

いまにそういう時代がくる。きっと天下に風雲がまきおこるだろう。そのとき頼むべきは、よき友だけだ。男子、よき友は拝跪(はいき)してでも求めねばならない

荒れた時代に大切なのはお金でもチカラでもなく、信頼できる友だと言う事なのですね。
確かに落ちた時、支えてくれる友達がいればそれで歩みを進める事ができたり、1人ではできない事も信頼できる友達となら足し算ではなく掛け算でシナジーを生み出し、大きなパワーとなる事もできますね。

こうやって龍馬は行動と出逢いを通じて目的を定め、目標に向かって歩みを進める原動力を培っていったのですね。

最後に

このブログを書くのに参考にした竜馬がゆくは8巻構成となります。
また次回機会があれば次巻についても書いていこうと思います。

しかし、動乱の世をバイタリティ溢れる人間達が自分の信念に向かって行動する話は燃えますね。
自分も志を立てて日々を燃えるように過ごしていきたいですね。

学問も大事だが、知ってかつ実行するのが男子の道である。詩もおもしろいが、書斎で詩を作っているだけではつまらない。男子たる者は、自分の人生を一編の詩にすることが大事だ。楠木正成は一行の詩も作らなかったが、かれの人生はそのまま比類のない大詩編ではないか

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